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スカイラインGT-R(BCNR33)をベースに、ニスモによってチューニングされた「ニスモ 400R」を忠実に再現したモデルになります。
【車両解説】
「ニスモ 400R」は1996年にニスモがスカイラインGT-R(BCNR33)をベースに製作・販売したコンプリートカーです。400Rの名称は400馬力に由来するものとなります。
ニスモ400Rは、ニスモのコンプリートカーとして開発・販売されたため、耐久性や環境性能にも配慮がされており、単純なブーストアップやビッグタービンの装着ではなく、2.8リッターへの排気量アップや、N1用のメタルタービンの装着によって400psと47.8kg-mというパワーを確保しています。またその性格は絶対的なパワー感よりも、レスポンスの良さが徹底的に追求されたのも特徴でした。
足回りは闇雲に固めるのではなく、しっかりと脚を動かして気持ちよく旋回させることを目指してビルシュタイン製のショックアブソーバーとロワードコイルスプリングが奢られていました。
エクステリアは18インチのLM GT1ホイールをはじめ、前後オーバーフェンダー、専用バンパー、大きなインテークが掘り込まれたカーボン製のエンジンフードや2段式リアウィングなど、専用パーツで武装されています。
昨今、再評価が進むスカイラインGT-R(BCNR33)、その頂点に君臨する400Rにはかつてないほどの注目が集まっています。

【モデル解説】
原型は実車の3Dデータを元にした、弊社のスカイラインGT-R基準車のデータに、現車の3Dスキャンで採取した400Rのエクステリア部品をデジタル上で“装着”して設計しています。こうすることで、弊社のスカイラインGT-Rとの整合性が取れ、並べて鑑賞した際にその差異が際立つと言うメリットが生まれます。
400Rには専用のフロントバンパー、リップスポイラー、サイドスカート、リアバンパー、オーバーフェンダーが奢られており、フロントバンパー中央のエアインテークを奥には大容量のインタークーラーが鎮座しています。それらの特徴は抜かりなく再現してあります。また実車のパーツ構成を分析して、よりリアルな表情を演出する灯火類の表現も注目していただきたいポイントとなります。
ホイールは18インチのLM GT1ホイールが装着されています。ホイールの表現にあたっては、質感と真円性に優れるアルミ削り出しのリムに、強度面と細密なモールド再現の両立が可能なインジェクション成型のABS製ディスク部分を組み合わせて最良のリアリティを追求しています。
ウィンドウパーツは、ボディとのフィッティングやフラッシュサーフィス感、3次曲面の再現性に優れたインジェクション成型のプラスチック製部品を使用しています。リアウィンドウには熱線や裏面からのブラックセラミック塗装他を施してリアリティの追求にも余念がありません。
ボディカラーはカタログにも掲載されたイエロー、レッドの他にシルバー、ホワイト、ミッドナイトパープルを用意しています。