【車両解説】
オリジナルのボディラインを犠牲にすることなく、迫力のワイドフォルムを実現したBNR32用のボディキットで全国的に知られることになった福岡県のGT-Rプロショップ、『ガレージアクティブ』。同ショップのデモカーはワイドボディキットにディープリム、そしてエアサスでスラムドスタンスを実現しながら、ゼロヨンなどでも圧倒的なパフォーマンスを見せることでも知られています。2019年にはBCNR33用のワイドボディキットもリリースしていますが、こちらもBNR32と同様のコンセプトで開発され、真横から見る分にはノーマル車とほとんど印象は、少し斜めからのアングルに視点を移すと、超ディープリムの大径ホイールがしっかりとフェンダー内に収まっていることがお分かりいただけるでしょう。
【モデル解説】
弊社ではすでに、BNR32とBCNR33のガレージアクティブ製ワイドボディキット装着車をモデル化していますが、今回は2022年の東京オートサロンに出展されたデモカーの姿を忠実にトレースしています。
モデル化にあたっては、実車のスキャンデータもとに設計したノーマル状態のBCNR33の原型に、スキャンデータを元にしたワイドボディやその他のカスタム部位を上書きして最適なプロポーションを構築。そして、今回は2022年東京オートサロン出展車の特徴であるNISMO 400Rスタイルのエンジンフードを追加しています。
ホイールはガレージアクティブオリジナルのディープリム＆コンケイブ（逆反り）形状の6本スポークホイール、RC-VIをセットしています。ホイ―ルはスポーク（センターディスク）部分は真鍮切削原型をホワイトメタル鋳造品に置き換えた物、リム部分は塗装仕上げとなり分かり難いですがアルミ切削品を使用しています。モデルであっても実車同様、ホイールは真円に近い方がリアリティも高く、望ましいというのが弊社の考え方となります。 また外見に負けず劣らずレーシーで魅力的なのが、無駄なトリム類や内張りを取り除いたドンガラ状態のインテリアですが、ガゼットプレートでボディと接合されたロールケージ他、実車のさながらの雰囲気に仕上がっています。 ルーフやリアウィングだけでなく、複雑な形状のフロントリップやサイドスカートなどにもしっかりとカーボンパターンのデカールを貼り込んだ上で、クリアコーティングを施しています。ノーマルとはまた別の表情を見せるガレージアクティブのGT-Rを是非コレクションにお加えください。