【車両解説】
2007年に発売された日産GT-R(R35)。「新次元マルチパフォーマンス・スーパーカー」をキーワードに、従来のスカイラインの1グレードとしてではなく、4WDとトランスアクスルを組み合わせたドライブトレインをはじめ、そのほとんどが専用設計となる贅沢なパッケージングが採用されています。
エンジンは3.8リッターツインターボのVR38DETT型が搭載され、こちらの他の部位同様に毎年のように改良が行われ、2007年モデルでは480PSだった最高出力が、2024年仕様では570馬力にまで引き上げられ、サーキットユースも前提に入れたNISMOでは600馬力を発生するに至っています。
そんなGT-Rですが、2022年春に新車のオーダーの打ち切りがアナウンスされ、ついにGT-Rの歴史が幕を下ろしたとファンを落胆させました。しかしその間に開発陣はGT-Rの存続にあたって最大の障壁であった、騒音規制を新設計のマフラーによって無事にクリア。さらに空力特性によるトラクションの増大を狙って、前後バンパーが大きく意匠変更された2024年モデルが2023年の初頭の東京オートサロンで発表され、GT-Rの復活を実現させたのです。
【モデル解説】
2024年モデルのGT-Rは過去にない大規模なフェイスリフトを受けています。基本的なボディ形状に変更はありませんが、トラクション(車体を地面に押さえつけて、駆動輪のパワーをあますことなく路面に伝えたり、旋回時のグリップを高めること)の増大を狙って前後バンパーとリアウィングは新設計とされています。
基本的なプロポーションは実車に忠実で客観的なものを目指していますが、プレスラインのエッジや面の張りなどは、スケールダウンした際や、塗装の厚みなどで消滅してしまうケースもあるため、実車らしさをスポイルしないように最適化する作業を行っています。
インテリアも実車のデータを元にしており、シートのような柔らかな手触りの部分は的確なアール表現、操作系などハードウェアらしさが必要とされる部位はエッジを利かせた造形とし、さらに塗装のツヤ具合などにも工夫を凝らしてリアリティと質感を追求しています。
ホイールは真鍮切削原型を、シャープな成型が可能なホワイトメタル製部品に置き換えて装着。サイズ感はもとより、車高やトレッドなど、実車の印象を忠実にトレースした足まわり全体の雰囲気の良さもご確認いただきたいポイントとなっています。
1台をお手に取っていただくのももちろん光栄ですが、数台並べることで、その存在感がさらに際立つ弊社のR35コレクションを是非ご検討ください。
商品仕様
製品名: | 日産 GT-R プレミアムエディション T-spec 2024 ブリリアントホワイトパール |
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型番: | EM684B |
JANコード: | 4570104422542 |
メーカー: | Make Up(メイクアップ)/EIDOLON(アイドロン) |