“Racing Pictorial Series by HIRO”第25弾は、出場車全てがターボチャージド・マシーンで占められた
1986年シーズンをジョー・ホンダ氏の写真で振り返ります。
自然吸気エンジンの使用が禁止されたこのシーズン、搭載燃料量が220Lから195Lへ減らされたこともあって、
パワー競争に加えて緻密な燃費計算が勝利のカギを握るという、緊迫した闘いが随所で展開されました。
チャンピオン争いの主役はマクラーレンのプロスト、ウィリアムズのピケとマンセル、そしてセナという、いわゆる「四強」。
1986年は正に、最強のマシーンと最強のドライバー群雄割拠時代の幕開けでした。
今回は、前号No.24で好評を頂きましたスクラップ・ブック的に写真がたくさん詰まったページと、従来から同シリーズの
特徴となっておりました大判写真を中心とした美麗なデザインレイアウトのページを組み合わせた編集となる予定です。
車種的には、アラン・プロストが駆ったチャンピオン・マシーン、マクラーレンMP4/2C、コンストラクターズ王座に就いた<BR>
ウィリアムズFW11、実績は残せなかったもののマニアックな人気が高いブラバムBT55の3車種に関しては、
特にページを多めに割き、これまでに単独特集したF186、98T等に関しては、写真のダブりを極力排除、
その他、当シーズンにエントリーした全ての車種が登場いたします。