グランプリシーンに特化した“Racing Pictorial Series by HIRO”の第28弾では、邦人F1フォトグラファーの草分け、
ジョー・ホンダにとってグランプリ取材初年度であった1967年シーズンを振り返ります。
当シリーズで同年を題材にしたものとして『No.16 1967年モナコGP』や『No.26 ロータス49 1967』がありますが、
今号から数回に分けて同年のマシーンを車種別に編纂、シーズンを通じた変化を追い、モデル作りの資料性を
高めた内容と致します。
今号その“パート1”ではイタリアGPで念願の2勝目を挙げたホンダ、バンディーニ亡き後、エイモンの速さが光った
フェラーリ、三人の猛者、ロドリゲス、リント、シファートが駆ったクーパーという3メイクス、いずれも同年においては
しばしばトップに絡む活躍を見せた“いぶし銀”の2ndグループに着目。
渡欧を果たしたばかりの若きジョー・ホンダ、その渾身のショットの数々をご堪能ください。