グランプリシーンに特化した“Racing Pictorial Series by HIRO”の第32弾は、1984年のマクラーレンMP4/2にフォーカスします。 1979年シーズン半ばで一旦F1の世界から引退したニキ・ラウダでしたが、ロン・デニスの誘いを受けて1982年シーズンからマクラーレンを駆ってカムバック、復帰初年度には早くも2勝を挙げて健在ぶりをアピールします。翌’83年にはマシーンの不調で低迷しますが、シーズン後半にはTAGポルシェ・エンジンを獲得、周到に準備したMP4/2をもって迎えた1984年、遂にマクラーレンはグランプリを席巻することになります。ラウダが5勝、ルノーから移籍してきた新たなチームメイト、アラン・プロストは7勝。二人は最終戦まで熾烈な争いを繰り広げ、ラウダが僅か0.5ポイントでライバルをくだして、3度目の世界王座に着いたのでした。不死鳥と呼ばれた男、ラウダの老練と若きプロストの熱き闘い、そして名機MP4/2の貴重なディテールの数々をジョー・ホンダの写真でお楽しみください。

■収録画像点数は…
カラー　　：約300点

■収録レースは…
●1984年・ベルギーGP・サンマリノGP・フランスGP・モナコGP
・イギリスGP・ドイツGP・オーストリアGP・イタリアGP