オーバーフェンダーを含むHKS製エアロパーツを纏った「HKS GR スープラ ワイドボディ」を忠実に再現したモデルとなります。
【車両解説】
2019年、かねてより噂のあったトヨタとBMWの協業開発プロジェクトの賜物として、GRスープラが発表されました。
BMWのオープンスポーツ、Z4とプラットフォームやパワートレインをシェアしつつ、より剛性に優れたクローズドボディを採用し、独自の内外装を与えるなど、トヨタの名跡、スープラを受け継ぐスポーツカーとしての資質は高められています。
エクステリアのデザインもトヨタ・オリジナルで、敢えて“万人受けせずとも、一部の熱心なスポ―ツカーファンに愛されたい”とでも言うべき個性的な意匠が与えられました。ライバルであるフェアレディZが、ビッグマイチェン版のRZ34を歴代モデルを回顧しながらコンベンショナルなデザインにまとめ上げたのとは対照的なアプローチと言えるでしょう。
またGRスープラは設計の段階から“イジって楽しみたい層”の存在を肯定していたこともあり、ボディパネルの分割や、補器類の変更をしやすくするためのパーツの装着など、改造範囲を広くするための工夫が凝らされていたことでも知られています。
その狙い通り、現在は数多くのサードパーティからGRスープラ用パーツがリリースされていますが、今回は1980年代初頭から市販車のチューニングやカスタムに力を入れるHKSが手掛けた1台をモチーフに選んでいます。
【モデル解説】
弊社ではノーマルのGRスープラを皮切りに、輸出仕様や限定車、チューンドカーなど各種バリエーション展開を行ってきました。基本的なモデル設計スタンスは弊社の他車種と同様で、実車の3Dデータを元に設計したノーマルのGRスープラの原型データをベースに、仕様ごとの変更部位のみを上描きする手法を採っています。
オーバーフェンダーは後方の“抜け”の部分も表現にも拘り、フェンダーの肉厚、そのダクト内部に隠れるノーマル状態のGRスープラのボディパネルのプレスラインや分割線も実車同様に再現しています。
コンケイブした繊細なスポークと、大迫力のディープリムを組み合わせたADVANレーシングR6ホイールはホワイトメタル製スポーク部分と真円性に優れたアルミ製削り出しリムを組み合わせての再現。チタンカラーは塗装での表現となります。その奥に覗くブレーキユニットの解像度もあわせてご確認いただきたいポイントとなります。
ボディにラインにフィットするように丁寧に貼り込んだウィンドウパーツは透明度に優れた塩ビ製フィルムを使用。窓枠部分はプレス加工したエッチングパーツを用いて、フィルム部分をしっかりと抑え込むように接着することによって、経年変化によるウィンドウパーツの浮きや剥がれなどを抑えます。
弊社のGRスープラ・コレクションは今後もさらなるバリエーション展開を予定しており、是非個性豊かなスープラたちを並べてお楽しみください。
商品仕様
製品名: | HKS GR スープラ ワイドボディ 2019 パールホワイト (限定150台) |
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型番: | EM723 |
JANコード: | 4570104426359 |
メーカー: | Make Up(メイクアップ)/EIDOLON(アイドロン) |