2010年のジュネーヴ国際モーターショーで発表された「ポルシェ 918 スパイダー」を忠実に再現したモデルです。
【車両解説】
918スパイダーは2010年のジュネーヴ国際モーターショーで発表されました。
フラッグシップモデルの「カレラGT」を凌ぐ高機動性と、ハイブリットシステムを搭載することによりコンパクトカー並みの環境性能を両立したハイパースポーツカーとして発表されました。
2013年のリリースですべてのスペックが明らかになりました。エンジンは[RS Spyder]譲りのV8 4.6Lエンジン、モーターはフロントに2つ、リア軸トランスミッションに1つ、合計3個が取り付けられました。
シャーシはカーボンモノコック、基本レイアウトは「カレラGT」を踏襲しており販売予定台数に届かなかった部品がうまく流用されました。
エクステリアのデザインは1970年代にレースシーンを席巻したプロトタイプレーシングカー「ポルシェ 917K」とされています。そこに開閉式のアンダーフロアフラップや、リトラクタブルリアウイング、可変エアインテークなどを組み合わせた「ポルシェ・アクティブエアロダイナミクス(PAA)」を組み合わせてデザインされています。
それだけでも十分な機動性を誇る918スパイダーですが、さらなるスペックアップを求める顧客の為に無塗装カーボンエクステリアパーツ、マグネシウムホイールなどから構成される「ヴァイザッハパッケージ」が用意されました。インテリアのアルカンターラ化、遮音材の省略、アルミパーツをカーボンに置き換え、約35kgの軽量化を達成します。
【モデル解説】
国内で現存する「918 スパイダー」のオーナー様に取材協力を頂き、実車の3D スキャンが実現しました。
メイクアップのモデル作りのセオリーに則り、余計なデフォルメを行わず実車の雰囲気をそのままスケールダウンした客観的な造形を目指しました。全体が滑らかな曲面で構成されているボディは、3Dスキャナを用いたCAD設計との相性が抜群です。
918スパイダーのアイキャッチポイントとしてエンジンフードが挙げられます。全面が六角形のハニカムメッシュで覆われており、内部が透けて見えます。モデルも実車に合わせ、メッシュ部分にプレス加工を施したエッチングパーツを組み込み、またそのメッシュ越しに見えるモールドも簡潔ではありますが表現しています。
ヘッドライトやテールライトはハウジングやリフレクター形状を1/18の限界に近い解像度で造形、彩色し、その上にインジェクション成型品でボディの面に曲率を合わせたクリアカバーを装着しています。
複雑な形状のホイールはスキャンデータを基に設計しています。最初にインジェクション成型品のプラスティック素材を使用することを決めているので、エッジの厚みや、スポークの太さを薄くリアルに設計することができます。
今後、1/18スケールの918スパイダーのバリエーション、ヴァイザッハパッケージ、カレラGT なども続々登場予定です。
是非、ハイディテールなミッドシップハイパーポルシェをコレクションの仲間入りさせてください。
商品仕様
製品名: | 1/18 ポルシェ 918 スパイダー 2011 GTシルバー |
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型番: | EML045A |
JANコード: | 4570104425161 |
メーカー: | Make Up(メイクアップ)/EIDOLON(アイドロン) |