86の登場から10年の節目を迎えた2022年に発売された「トヨタ GR86 10th アニバーサリーエディション」を忠実に再現したモデルとなります。
【車両解説】
兄弟車であるカローラ・レビンとスプリンター・トレノの4世代目のモデルとして1983~1987年に生産されたAE86型。5世代目からはFF(前輪駆動)車となったことから、最後のFR(後輪駆動)レビン/トレノとして現在はお宝化しつつあります。
そんな名車の型式を車名とした新型車トヨタ86と兄弟車のスバルBRZがデビューしたのが2012年のこと。特徴としてはトヨタとスバルの共同開発の賜物としてスバルの水平対向4気筒エンジンが搭載され、操る楽しさを追求して、AE86型と同じく、FRレイアウトを採用していたことが挙げられます。
2021年には86とBRZは新型にスイッチしましたが、その際に86は従来のトヨタ86から、トヨタのモータースポーツ/高性能市販車部門であるGR(GAZOO Racing)ブランドの専売車となり、車名もGR86に変更を受けています。
モデルチェンジにあたっては、車体剛性の強化や安全性能の向上など、時代の要請に合わせた部分の他、より気持ち良い走りを目指すために、レスポンスの向上とフレキシブルさを狙ってエンジンの排気量が約400ccアップされ、トルクが増大しています。
10th Anniversary Limitedは“86”のネーミングの復活からちょうど10年を迎えた2022年に、それを記念して発売された限定車です。
【モデル解説】
今回のトヨタ GR86 RZの設計にあたっては、トヨタ自動車から提供を受けた実車の3D CADデータをベースに再現可能なディテールをすべて抽出した上で原型データを設計いたしました。
車体造形に関しては、原型設計者の主観で形状を変更するような意図的なデフォルメを嫌った客観的なものを目指しています。プロポーションモデルではありますが、シャシー裏の細かな形状も実車を忠実にトレースいたしました。
ボディ色と異なる部品に関しては極力別パーツ化して彩色し、マスキング等で塗り分けを行い、清潔感が低下するの避けています。
ウィンドウ類や灯火類のカバーは、美しい三次曲面の造形を再現するために、通常の透明フィルムの貼り込みではなく、新規で金型を作成したインジェクション成型のプラスチック製部品を使用しています。
特に灯火類の細やかな表現は1/43以上に見応えのあるディテールなっておりますので、是非現物をご自身の目でご確認いただければ幸いです。
10th Anniversary Limitedは初代トヨタ86を彷彿とさせるフレイムオレンジのボディ色、インテリアには随所にオレンジのアクセントカラーやキャストブラックの加飾があしらわれていますが、モデルでも実車の特徴を忠実にトレースしています。その他、リアウィンドウ下部に貼られた10周年記念ステッカーも再現しております。
実車はわずか数百台のみが生産されたというレアモデルとなり、街中で遭遇する機会もあまりありませんが、弊社のモデルカーであれば、いつでも好きな時に10th Anniversary Limitedを眺めてお楽しみいただけます。
商品仕様
製品名: | 1/18 トヨタ GR86 10th アニバーサリーエディション 2022 フレイムオレンジ (限定100台) |
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型番: | EML119 |
JANコード: | 4570104425017 |
メーカー: | Make Up(メイクアップ)/EIDOLON(アイドロン) |