【車両解説】
ニッサン スカイライン GT-R (BNR32) Gr.A仕様は1989年から秘密裏に開発が行われていました。
ホモロゲーションモデルである「ニッサン スカイライン GT-R NISMO」をベースにトルクスプリット四輪駆動システム「ATTESA E-TS」や、日産工機の手により改良が施された「R26DETT」など外観以外の改造範囲は多岐に渡りました。
1992年の全日本ツーリングカー選手権第2戦には6台のスカイラインGT-Rがエントリーしました。練習走行から他車よりも1秒近く速いペースでラップをしていた共石スカイラインGP-1プラスが予選を制しポールポジションを獲得しました。
決勝は共石スカイラインとJECSスカイラインがフロントローからのスタート。そこにカルソニックスカイラインが追いつき三つ巴の戦いとなりました。しかし、トップを走っていたJECSスカイラインはタイヤを痛めピットイン、カルソニックスカイラインもミッショントラブルでピットインを余儀なくされました。共石スカイラインはその後もラップを重ね、トラブルフリーで圧倒的な速さの初勝利を手に入れました。
【モデル解説】
モデルは、日産ヘリテージコレクションにて同型車両への入念な取材を行い3Dデータを作成しました。
3Dスキャンと採寸、様々な角度から撮影した写真などを用いて決定版とも言えるモデルを目指し開発しました。ボディサイドに流れるキャラクターラインやフロントバンパーなどシンプルな形状に見えますが、実際には複雑な局面で構成されています。
ホイールはレイズのスーパーファインマグ5本スポークを新たに設計、スポークは精密なホワイトメタル鋳造パーツ、ホイールリムはアルミの挽物を使用しています。
インテリアはフロアのプレスモールドやロールケージも実車そのままに再現しています。
カラーリングや細かなディテールは当時の動画や資料を基に再現しました。
商品仕様
製品名: | 共石スカイライン GT-R JTC オートポリス 1992 ウィナー |
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型番: | VM229 |
JANコード: | 4570104423778 |
メーカー: | Make Up(メイクアップ)/EIDOLON(アイドロン) |